連日猛暑が続いておりますが、近畿地方の梅雨明けも間もなくです。
これからは灼熱地獄の日々になりそうですが、紫外線対策とアフターケアが大切になります。活性酸素が大量発生することで免疫力が低下し美容面だけでなく健康面にも影響が出て来ます。充分気を付けてこの夏も元気に乗り切って頂きたいと思います。
水分保持機能を持った”セラミド”とは?
今回は皆様に是非知っておいて頂きたい事として世界で初めて皮膚における“セラミド”の水分保持機能を発見した、セラミド研究の第一人者である医学博士芋川げんじ氏の「肌のバリア機能を司るセラミド」についての論文です。(米国化粧品工業会から業績を認められ初の論文賞を受賞)
『肌の最も外側にある0.02mmの非常に薄い層である角質層は20層ほどの角質細胞が積み重なって形成されており、その細胞同士の隙間をセラミドが主成分の脂質がラメラ液晶構造を形成して角質細胞を繋ぎとめています。
この角質細胞をレンガに例えるならセラミドはレンガをくっつけるセメントの役割があり“バリア機能が低下した肌はそのセラミドが不足した状態の事”つまり細胞同士を繋ぎ止める力が弱まって角質細胞が剥がれ落ちやすく(フケのもと)なっており、隙間だらけでは細胞がガタガタと乱れ外的刺激からトラブルを招きやすい肌状態となっています。
又、肌の保湿機能を司るセラミドは、ただ単に角質細胞間に存在しているわけではありません。セラミドは脂質ですが水にも馴染みが良く水分を抱え込むという特別な性質を持っています。この物理学的性質のため角質細胞間ではセラミドなどの脂質の層と抱え込んだ水分の層がミルフィーユのように折り重なったラメラ液晶構造が形成されています。
この構造によってセラミドが抱え込んだ水分は極度の乾燥状態でも蒸発せず潤いのある肌を保っているのです。つまり今流行の成分ナイアシンアミドやレチノール又、他の保湿成分(ヒアルロン酸など)を幾ら与えたとしてもセラミドが無ければおのずと潤いも蒸発して逃げてしまいます。保湿機能が低下すると痒みなどの皮膚トラブルも発生しやすくなります。そして肌が乾燥し痒みも発生しやすくなります。
年齢と共に肌が乾燥し痒みが発生しやすくなる(老人性乾皮症)も加齢と同時にセラミドが減少することが原因です』
と述べています。
ここで皆さん気付きは有りませんか?
モアコスメティックス(株)では化粧品業界で初めてスキンケア製品にセラミドを採用しそのノウハウは他社を圧倒しております。それどころかシャンプーにまで使用していますので洗髪による相乗効果も大きく高齢者(乾燥肌)の保湿としてもセラミドが効果的に働いています。
これからも次々とあまり効果の無い新しい成分がCMに乗って流されることと思われますが、ほとんどフェイクビューティと思ってほぼ間違いありません! だからこそ「バーデンスサロン」はアレルギーゼロを目指してこれからも声を大にして“真実”を発信し続けなければなりません! 一緒に頑張りましょう。