季節を表す「三寒四温」という言葉がありますが、まさに最近の気候がピッタリで寒い日あり、暖かい日ありを繰り返しながら一歩々春に近づいて行っており、大阪の桜開花予想は３月２５日頃となっているようです。
多様化する美容室。３つの形態。
前々回この紙面で“訪問美容ニーズの急上昇”や“カット専門店、カラー専門店”などタイパとコスパを売りにお客様満足度も非常に高く、大手サロンが参入し成果を上げていることなどを紹介しましたが、今回は「多様化する美容室の形態」と言うことで〈①業務委託サロン②シェアサロン③美容室モール〉を取り上げました。
まず「①業務委託サロン」とは、スタッフとは雇用関係が無く、主にフリーランス美容師と“業務委託契約”を交わす美容室の形態の事で、成果報酬型です。集客はサロンが行うため顧客を抱えていない美容師でも働きやすく還元率は40％～50％の場合が多いようです。
「②シェアサロン」はフリーランス美容師が月額やスポットでサロンブースを借り、利用料を支払う形態で自分のお客様を持っている美容師向け。
「③美容室モール」は独立したオーナーがテナントの賃貸料を支払う場合でモールの集客力で新規客が取りやすいと言う三者三様の特徴があります。
又、この中では特に「①業務委託サロン」が急成長しており最大手の“Ａｇｕ”は800店舗を突破、1000店舗を目指している。“オーブヘア”は278店舗で海外13店舗“アーサスヘアデザイン”は160店舗“エレノア”90店舗など大手が続々参入し成果を上げており今後もこの勢いは止まらず増加傾向が続きそうである。
反面大多数の一般的美容室が生き残る道は限られてきており“他サロンでは出来ない”又は持っていない“特徴や強み、そして社会貢献が出来る公共性”などがないと生き残ることが増々困難な時代となって来ています。
幸いにも「バーデンスサロン」は上記条件を全てクリアしておりますが取り扱いサロンによってはこの優位性を生かし切ってなく「宝の持ち腐れ」になっているサロンがあるのも事実です。
一刻も早く気付いて欲しいと思います。そして「バーデンスサロン」になった以上は大きな目標を掲げアレルギーやアトピーなど肌トラブルで困っている方々の救世主となれるよう共に頑張って行きましょう。
