令和6年が始まりました。しかし1月1日の能登半島地震、そして1月2日の日航機事故とスタートから不幸な出来事に見舞われました。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
昨年は皆様の頑張りのお蔭で最高の一年を達成することが出来ました。各サロン様の業績の伸長が集約された結果が弊社の業績に反映されたのだと思います。又、もう一歩伸び悩んだサロン様は今年こそは乗り越えられなかった壁を突破して頂きたいと強く思います。
増加する倒産件数。求められ、支持される美容業態とは?
美容業界の現状はいつもこの紙面で紹介しております通り、年々非常に厳しい状況が続いております。
東京商工リサーチが2023年5月に発表しました、1月~4月迄の4ヵ月間で「美容業倒産動向」によりますと負債1000万円以上の倒産件数は31件と前年同月比40.9%増と大幅に増えました。
尚倒産件数は負債1000万円以上を集計していますが経営規模の小さい美容室が圧倒的に多い業界なので1000万未満の倒産や廃業は相当多いものになると言っています。
今後は今迄の競争の他に「訪問美容」のニーズが急上昇して来ています。
それは介護者が居る家庭や介護施設で利用するイメージが強かったのが、現状では今迄は美容室に行っていた人が訪問美容を気軽に利用する例が急速に増えてきているという事実です。
今後も訪問理美容客の利用意向は増々強くなっていくと予想されます。
次に危惧されているのは巷に増えてきた「カット専門店」や「カラー専門店」の台頭です。利用者は増加の一途でしかも顧客満足度も非常に高いことです。
コアサービスを提供する専門店はタイパ(時間)とコスパ(値段)を求める今の時代に適した理美容の業態となっています。
カット、カラー専門店「チョキペタ」(アルテサロンホールディングス)ではお客様満足度及び美容関連アンケートを実施した結果、“接客や仕上がりで90%以上が満足”と回答しました。
以上のように通常サロンとの競争とは別に異形サロンとの競争も加わり、今後美容従事者にとって非常に難しい舵取りが要求される時代になって来ております。
しかし私達は「バーデンス」と言うどこにも無い強力な武器を持っており、通常形態サロンや異形サロンであろうとも本気で取り組めば全く動じることはありません。
それは戦う「土俵」や「武器」が全く違うからです。
それに気付いたサロンでは全国から毎月多数のお申込みが来ています。現実に「バーデンス」で成功しているサロンは結果を出しており、切り替えの出来ていないサロンがいつまでも苦戦しているわけではっきりしています。本気で取り組めば結果は必ず出ます。今年は性根を入れて頑張りましょう! 又、順調なサロンはもう一段上を目指しましょう。