マスビジネスの変化。スモールマス市場へ
さて今回取り上げますのは日経新聞に特集された“さよなら大象「個客」に照準”というタイトルで記載されていた記事です。
内容は大多数の消費者をターゲットにした、今迄の「マスビジネス」が転機を迎えてきていることで、これまでの低価格で大量生産された商品は、例えばシャンプーでは市場の8割を占めていたのが、この8年間で5割にまで減少、代わって台頭してきたのは新興企業が切り開く「スモールマス」市場に変わって行った。
最大手の花王によると、ヘアケア市場における800円未満のマス向け商品の比率は2010年の77%から2018年には50%に縮小しており、反面800~1,400円の価格帯は11%から28%に上昇、そして1,400円以上は9%から19%に増えてきた事です。
つまりこれからの顧客は値段が多少高くても自分らしいもの又、成分にこだわった商品を求める志向が強く、自ずとスモールマス市場になって行くことになります。
しかしこの流れは他の色々なジャンルでも出てきており将来が有望視されています。この傾向は正に私達バーデンスサロンが一貫して目指してきた方向性と合致します。
つまりスモールマスビジネスの最先端を走っているのが、モアコスメティックス(株)が実施しているむやみにバーデンスサロンを増やさない方針できちんと説明が出来る上質のサロン創りで、世の中からアレルギーや敏感肌で悩んでいる人を無くしたいという気持ちの有るサロンを“リアルターゲット”にしています。
そしてバーデンスサロンになった以上は大きな成果を上げて頂きたい!もっと平たく言えばバーデンスで地域一番店になってもらいたいということです。
メーカー側は皆さんのサロンが繁盛するようにネット販売等を厳しく禁止してサロンのお客様を守り又、バーデンスディーラーを増やさないことで、サロン数は限られ独占販売状態を維持することで新規客も増やし易くしております。
但しメーカーやディーラーは少数サロンで目標を達成して行かねばなりませんので、月額仕入れが10万円以下のサロン様は自店の為にもお客様の為にも、もう一段ギアを上げて頂き頑張ってもらいたいと思います。弊社としましても新しい情報の提供やプロ仕様の販促物で応援して行きたいと思っています。一緒に悩めるお客様のために新たな行動を起こしましょう。