この頃の気候は震え上がるような極寒の日があったり又、春が来たような暖かい日があったりと非常に体調管理の難しい時期となっており、このように三寒四温を繰り返しながら季節は本格的な春へと移行して行くのでしょう。
コロナに対する不安
さて一向に終息する気配のないコロナ禍は、このところ少しずつは減少してきていますがいまだに“コロナに感染してしまったら”という不安は拭い去ることが出来ません。このコロナ禍で大量の倒産や廃業、そして失業、自殺といった悲しい出来事が増大しております。
又、経済的理由で退学せざるを得ない大学生もかなりの数になるそうです。この様なことを打破するためにも一刻も早いワクチン接種が望まれるわけですが、私達は現状で出来る精一杯のコロナ対策をする以外他に出来る手立てはありませんし、今後何をして良いのか考えも及びません。
積極的なコロナ対策実施の告知を
今、美容界を見てみますと全体的には1~2月ということもあってゆったりと推移しておりますが、出来る限り万全に近いコロナ対策をやっているサロンはやはりお客様から選ばれています。
逆に形だけのアルコールボトルをレジ横に一本置いただけで当店もコロナ対策やってますよと言ったアピールにはお客様にとって無神経なサロンとしか映らず敬遠され失客に繋がるわけです。最近ではどのサロンも積極的な対策を打ち出し、空間除菌までしているサロンも増えています。
海外ではサロン利用者の感染率を公表
海外に目を向けるとアメリカの美容サロン協会ではサロン利用者のコロナ感染率を公表しています。アリゾナ州を拠点にする美容協会(プロフェッショナル ビューティ アソシエーション)では1月28日サロンで感染する比率は低いという調査結果を発表しました。
加盟する2,532サロンには19,392人のライセンスを持った美容専門家が在籍し、200万人以上のお客にパンデミックの中、美容サービスを提供しました。結果この200万人以上の利用者の内、サロンを訪れてから14日以内にコビット-19検査で陽性と報告されたのは僅か0.07%でした。
米美容協会は今回の調査結果を受けサロン及びスパは安全に営業を続けることが出来ることを示唆しており、今後もっと利用者への安全性と信頼性を高めたいとしています。
日本の美容界でも調査を行いデータを出すことで安全性や信頼度をもっとアピールできると思うのですが、皆さんはどう思われますか? 近年根拠やデータを重要視する風潮になって来ていることは確かですので消費者には歓迎されると思うのですが。
取引先サロン様へ
非常事態宣言が続く中、モアコスメティックス(株)では、このほどWebにて定期講習会を実施することになりました。
5回コースで3月よりスタート又、2月22日はデジ&アナカールの実技講習となっており定員になり次第締め切りとなっております。(詳細は担当まで)
「総額表示義務」特例期間の終了
令和3年3月31日に総額表示義務の特例期間(税抜き表示を認める措置)が終了します。4月1日からは「総額表示」が義務付けられます。しかし現行では総額表示義務を怠ったことに対する罰則はありません。
モアコスメティックスが感謝状を授与
コロナ禍の真っ只中、モアコスメティックス(株)では当時品切れで医療従事者にしても入手しにくい状況の中、大阪府に2000セットと奈良県橿原市に500セットのコロナ対策消毒セットを寄贈。それぞれの長より感謝状を頂きました。
毛の再生技術の開発。人への臨床研究へ
理化学研究所などの研究チームはこのほどマウスから採取した毛のもとになる細胞を培養して大量に増やし、マウスの皮膚に移植して周期的に生え替わらせる再生技術を開発したと発表しました。今後人への臨床研究に移行します。巷で過激な宣伝をしている根拠もデータもない育毛剤では毛は生えませんのでこの様な研究開発に期待したいと思います。
コロナ対策による来店意思の割合
コロナ禍の中、消費者へのアンケート調査によると、サロンに対して89%の人がコロナ対策をしているかどうかを重視し気にしていると答えており対策をきちんとやってない場合76%の人が来店意思が変わると言っている(美容新聞)
最後に
私達はバーデンス製品を扱う同志としてこのコロナ禍の大変な時期にもかかわらず業績を落とすことなく経営が出来ていることに感謝し、一層皮膚トラブルで困っている人の為、バーデンス製品の普及に邁進して行きましょう!