毎日灼熱地獄のような暑さが続いたこの夏もようやく終わろうとしているのか朝、夕はめっきり涼しくなり秋の気配を感じられるようになりました。
活動なきサロンの未来は…
さて、当サイトでいつも取り上げておりますフェイクビューティ（騙しの美容）の件ですが、この度医薬品でも違法広告の疑いで取り上げられました。（8月29日日経新聞）
この件は“解毒剤に「美白」医薬品違法広告か！”と言う見出しで関西から関東にかけて「おだいじに薬局」「セルフケア薬局」など約４０店舗を運営する「グッドエイド」という会社が解毒剤として処方される医療用医薬品のインターネット広告で「美白、日焼け予防」などと国に承認されていない効能を謳っていた事が分かりました。
これらは医薬品医療機器法に違反する可能性が高く又、厚労省の「医薬品等適正広告基準」にも反している疑いがあり、更に医療用医薬品は一般人向けの広告を禁じています。このように私達の廻りには売らんが為の騙しのテクニックが氾濫しています。
特に酷いと思うのが通販のＰＲ広告です。又、私達の美容界でも平気で根拠やデータに基づかない感覚（フィーリング）だけで自論を展開する美容家と称される方々が間違ったメッセージを発信する行為は専門知識のない消費者にとって迷惑な話で信用してしまう（騙される）傾向は否めません。
特にシャンプーなどの「洗浄剤」の評価では科学的なメスを入れることなく上っ面の手触り感触のことばかりです。つまり発信者側にも知識が無いのです。これは絶対やめてもらいたいと常に思っております。しかしまだ法的に整備が出来ていない現在、当分は無理な話になります。
そこで「バーデンスサロン」としてはお客様に対して根拠とデータを示し、正しい情報を発信していく努力こそが今出来る最大の防御策（仕事）になります。
世の中の流れもＳＤＧ’ｓもそうですが確実に私達が以前より主張してきた方向に動いて来ています。二年後の関西万博にバーデンスが唯一安全な洗浄剤としてオフィシャルパートナーとして選ばれたのもその流れの一環です。
このような状況下に「バーデンスサロン」として営業されている皆さんはもっともっとしっかり説明し納得していただくお客様を増やす努力を精一杯して欲しいのです。
その事が世の中からアレルギーやアトピーで悩んでいる方々を救うことに繋がるのです。“活動なきサロン”はいずれ淘汰される運命にあります。この事に早く気付いて欲しいのです。
今こそ一緒にスクラムを組んで私達の業界を希望の持てる職場にしていく大事な変換期にあるという事を自覚して仕事をして行くようお願い致します。
