バンブー〈PLUS〉NEWS 〜H30年7月号〜

近畿地方は平年より1日早く6月6日に梅雨入りしたと大阪管区気象台より発表がありました。又、梅雨明けの予想では7月12日~7月の20日頃となっていますので当分じめじめとした蒸し暑い日が続きそうです。

皆様体調管理には十分気を付けてこの夏も元気に乗り切って頂きたいと思います。

さて今回取り上げますのは明治大学経済学部の学生さんが「美容師を取り巻く労働環境」というテーマで卒業論文を提出しました。興味深い内容だったので紹介したいと思います。

このレポートは“美容師の労働環境と離職”についての研究を行っています。

それによると美容師の就業率は今や40%を下回っており、美容学校卒業後の就職率が最低でも80%以上ということを踏まえると、その離職率はかなり高いと推測できると言っています。

離職理由で多かった回答は

①「業務内容の割りに給与が低いから」

次いで

②「精神的に疲れる仕事だから」

③「1日に働く時間が長いから」となっています。

次に注目して頂きたいのですが「薬品アレルギー、体質に合わない」という離職理由が15.2%もあった事です。本人に働く意欲があっても辞めざるを得ない原因になっています。

この手荒れの件について労働者健康福祉機構によれば、「手荒れが発生した際」どのような対処を行うかという質問に対して最も多かった回答は「何もしない」の58%というものでした。

未だに手荒れに悩む美容師さんが少なくないにもかかわらず、多くの美容室が対応しきれていないのである。こうした理由で離職を生じさせない為には、もっと手荒れに関する知識(成分)を学ぶ機会を設けることが第一であると言っています。

しかし美容学校で成分のことを学ぶ機会はありません。手荒れの原因物質や発症のメカニズムについて指導しておき、仕事を始めてすぐに手荒れを予防させることが重要であると専門家の間でも指摘されています。

しかし皆さんよく考えてみて下さい。美容の仕事からシャンプーは切り離せない重要な商材です。専門家が言うように指導や予防を言う前に「なぜ手荒れのしないシャンプー剤」を造る方向に視点が行かないのか理解出来ません。

大手メーカーほど硫酸系・スルホン酸系という低コストで刺激の強い成分を堂々と使用しています。又、美容界では手肌に優しいとイメージされてきたアミノ酸系が実は硫酸系・スルホン酸系より刺激が強く残留しやすいという事実を直視してほしいと思います。真に髪や頭皮に優しいのであれば堂々と根拠をデータと共に示すべきです。

美容師さんの手荒れはアミノ酸系が出てからもっと酷い状態です。厚労省も早くこの点にメスを入れる時期に来ていると思います。「働く意欲が有るのに手荒れで離職」は悲し過ぎます。

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