各地で大勢の人出で賑わった桜のシーズンも去り、これからは新緑の季節です。又、様々な花が咲き誇りいよいよ行楽本番へと移行していきます。
ようやくコロナも下火となり、これからは外出の機会も増え、経済活動も活発になりそうです。私達も世の中からアレルギーやアトピーを無くすため、一層力を入れて行かねばと気持ちを新たにしているところです。
『同質競争』ではなく『高質販売』
今回も前号に引き続き景品表示法が禁じる“不当表示”に関して取り上げました。インターネットなどで広告と明らかにせず口コミや感想を装って宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」の規制が今年の10月より始まります。
消費者庁は一般からの情報提供などをもとに実態調査をし、違反した場合措置命令を出し広告を依頼した事業者名を公表する。従わない場合は2年以下の懲役、又は300万円以下の罰金となり、法人は最大3億円が科される可能性もあります。
企業には“広告”や“PR”など「広告」と分かるように明示する事が義務付けられることになりました。以上のように今迄は見逃されてきた広告やPRに規制の網がかけられ、ごまかしが通用しない時代へとなって来ました。
私達の美容界でも大小様々な製造メーカーや又、OEM頼りの販売メーカーが乱立していますが、まともなマーケティングでは販売に結び付けるだけの商品力が無いため根拠のないオーバーな表現になりがちですが、私達に少しだけ知識があれば簡単に見抜くことが出来ます。そして根拠やデータで証明していないPRはほとんどが騙しのテクニックに過ぎません。
それと最近やたらと目に付くのが「医薬部外品」取得の商品です。これはある程度効能や効果を謳える利点を利用した手法です。しかしはっきり治るとか確約することは出来ません。(化粧品にそんな効力は無いからです)
そして全成分表示をしなくてもよい事になっており、消費者にとってはデメリットばかりです。そして次に目にするのが「パラベンフリー」の文言です。そんな場合ほとんどが「フェノキシエタノール」と言う「パラベン」より数段刺激の強い防腐剤を使用しています。
これも騙しのテクニックです。これらは全て『同質競争』という品質面で差を付けられないもの同士が陥る無限地獄です。私達「バーデンスサロン」はそのような販売をする必要がありません。他にはない『高質販売』が唯一出来るからです。
しかし何もアクションを起こさずバーデンスを置いておくだけではお客様には分かりません。近い将来「バーデンスサロン」というだけでステータスとなり、お客様から求めてくる時代が来ることを夢見ています。しかしそうなると「バーデンスサロン」の淘汰が始まり強いサロンしか残れないことになります。(一部で始まっています)
一刻も早く足腰を強化し確実に生き残って頂き先行者利益を享受されることを願っています。